AI生成による着せ替え機能は、PhotoshopのAI機能でも精度が低く実用性に欠けていましたが、最近、AIツール「Pixelcut」内の1機能、「試着」を使った精度の高いAI着せ替えの画像が出回るようになりました。

弊社案件で使う機会があるかもしれないので試してみました。

UIはとてもシンプルで使いやすい

モデルに着せたい衣装の画像をローカルから読み込みます。基本的には衣装写真をアップロードするものですが、弊社の業務上デザイン画をモデルに着せるニーズの方が高そうなのでデザイン画を使用してみます。

次に、衣装を着せたい人体画像を読み込みます。「生成する」ボタンを押すだけで4パターンの生成画像が出力されます。なかなかスピーディーで、数十秒で完了します。

できました！人体のフォルムにきちんと沿っていて、柄の再限度も高いです！ただデザイン画ののっぺりした平面表現が勝ってしまっていますね。ボディの陰影が優先されれば良いのですが、細かな設定UIが無く、調整はできないようです。

ちなみに衣装も人体もシャツ部分だけが認識され反映されています。賢いですね。

写真を使うとリアル

かわいいブラウスの服を着せてみました。写真合成が本来の使い方なので、このようにリアルな質感で試着が出来るという事例も補足しておきます。

まとめ

• 着せ替えが自動生成で出来る！
• 上着のみが試着対象
• 画像をアップしてボタンを押すだけのシンプルなUIで使いやすい
• 複雑な設定は不可能
• 衣装にデザイン画を使うとボディの陰影が打ち消されリアルではなくなる