業務を変えるカスタムオーダーシミュレーターのディレクション
高橋 雪
弊社では、カスタムオーダーシミュレーターの開発をサポートしています。
カスタムオーダーシミュレーターは、通常のWebサイト制作とは異なり、業務システムとしての課題も多く存在します。
ここでは、弊社でディレクションを行う際に意識しているポイントを簡単にご紹介します。
ポイント1. 目的の明確化
カスタムオーダーシミュレーターでは、目的を明確にすることが非常に重要です。
たとえば、
・「顧客満足度や購買意欲の向上を目指す」
・「オペレーション業務の効率化を図る」
といった目的があるため、ニーズをしっかりと把握し、全メンバーで目的を共有することに努めています。
ポイント2. 商品仕様の確認
次に、シミュレーターで扱う商品の仕様確認が必要です。
同じユニフォームウェア商品でも企業ごとに仕様が大きく異なるため、
以下の要素について詳細にヒアリングを行い、スムーズに再現できるよう進めます。
・デザイン数やカラー数
・ロゴやマーキングの詳細
・料金体系やデザイン制約
・出力内容(オーダーシート、注文確認メール)
ポイント3. 業務フローの整理
カスタムオーダーシミュレーター導入時には、業務フローを整理することが不可欠です。
現在のフローを理解し、導入後にどのように変わるかを把握することで、
実際の業務に必要な機能が見えてきます。
業務フローをもとに仕様を決定し、最適な提案を行っています。
ポイント4. 直感的に操作できるユーザーインターフェース(UI)の設計
ユーザーが直感的に操作できるインターフェースは、プロジェクトの成功の鍵です。
商品のカスタマイズ項目が多い場合でも、UIの設計や操作フローが分かりやすくなるよう配慮します。
リアルタイムのプレビュー機能や選択肢を絞り込むフィルタリング機能など、
ユーザーエクスペリエンス(UX)を重視した設計を心がけています。
ポイント5. 拡張性の確保
導入後も、お客様の商品ラインナップに合わせてシステムを拡張できることが大切です。
後からの修正や追加をスムーズに行えるように、なるべくモジュール化された機能や柔軟なデータベース設計を取り入れています。
これにより、長期的な利用が可能となり、ビジネスの成長に対応できるシステムを提供します。
ポイント6. テストとフィードバック
システム開発には、テストと改善が欠かせません。
リリース前に実施するユーザーテストや、リリース後のフィードバックをもとに継続的な改善を行い、
使いやすさとパフォーマンスを向上させます。
まとめ
カスタムオーダーシミュレーターの成功には、
目的の確認、商品仕様の詳細な理解、業務フローの整理、UI設計、拡張性の確保、そして継続的なテストと改善が重要です。
弊社では、これまでの経験をもとに、クライアントのニーズに応じた最適なシステムをご提案しています。
カスタムオーダーシミュレーターの導入をお考えの際は、ぜひご相談ください。
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カスタムオーダーシミュレーター「MyCOS(マイコス)」
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