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簡単にプレゼンテーション資料が作れると評判の日本発AI「Felo」を試してみました。

八百谷 真

プレゼンテーション資料は、かなり慣れないとサクサクと作れないものですよね。それがAIに頼むだけで数分で作れてしまう!という評判を聞き、「Felo」を試してみました。

日本のスタートアップ企業Sparticleが開発。GPT-4やClaude 3.5などを活用しているそうなので、それらのAPIを組み合わせて動作させているのでしょうか。それにしても基本無料はありがたいです。

弊社MyCOSのプレゼン資料作成をお願いしてみました

フォームに要望を入力。念のためURLも示しましたが、基本的にはURLが無くても勝手にMyCOSのサイトを調べて情報を取得してくれます。ただし姉妹サービスのMyCOSGOODSの情報も混ざっていたりしたのでURLレベルで指定することにしました。

見出しと構成が表示されます。「フォローアップを尋ねる」の検索欄で、追加の調査や質問を追加し、情報をブラッシュアップすることができます。

「プレゼンテーションを作成」ボタンを押すとパワーポイントのような構成のプレゼンテーションとして生成されます。生成されたデータは、パワーポイント、画像、PDFの3形式でダウンロードできます。

AI自動生成段階の状態を共有したいので、PDFでダウンロードしてみました。

実際には、パワーポイント形式でダウンロードして、人間が編集し完成させる流れが想定されているようです。自動生成段階ではロゴやテキストなど、仮あての要素も多く、そのまま使える状態ではないからです。

感想

何度か生成を試してみましたが、要求されたテーマについて要点をまとめる能力は凄いと思います。

問題は資料として出力した際の出来ですね。各ページの構成についてはどうもメリハリがなく、「その5項目は1ページに全部まとめてよ~」といった文句をつい言いたくなります。また、テキストベースの寂しいページや、関連性のない画像が挿入されたり、資料としての完成度についてはとても褒められたものではありません。

ただ他のAIツールにも同様のことが言えますが、そのまま使えるような成果物を生成するサービスではなく、いわゆる「たたき台」としては役立つものが出来るので十分に便利ではと思えます。

Felo、サービスの切り口がとても優れていると思いますので、今後のアップデートも期待です!

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